こんにちは。ボルジム管理人のケイジです。
Webサービスをつくることを生業としています。
40代前半でボルダリングを始めて3年半、すっかりハマってしまった結果、健康体になり自分に自身もついてきた体験談です。
きっかけは誘われて
2014年に転職した会社にボルダリング部があり、同僚の「行ってみよう」の声に誘われて、参加したのが始まりです。
当時はお腹もアゴもたるみ、何か運動しなければと思い、スポーツジムなどにいってマシントレーニングやランニングをやってみるも長続きせずといったありさま。
ボルダリングは木登りみたいで面白そう、と機会があればやってみたいと思っていたスポーツのひとつだったのですが、単身ジムに入るのもなんとなく敷居が高くためらっていました。
会社にボルダリング部があり、始めるきっかけができたのはとても幸運でした。
ハマった
というわけで誘われるまま、今はなき「Rock&Wall 青山店」というオシャレなジムに連れられて行きました。
更衣室でジャージに着替え、レンタルシューズを履き、インストラクションを受け、ルールと注意事項を教えてもらい、壁に登ってみました。
1本目はジムのインストラクターさんにいわれるがままわけも分からず登った気がしますが、3〜4本初心者向けの課題を登り終えるころには「これは面白い!」と初回からすっかりハマってしまいます。
週2ペースで通い出すように
そして、毎週火曜日に行われるサークル活動に毎回顔を出すようになり、クライミングを楽しんでいたのですが、そのうちそれでは物足りなくなり、週末も近所のジム(T-Wall 錦糸町)に通い出すようになります。
初めてまもなくのころは初級者用の7~8級課題、いま思えばとても簡単な課題もクリアすることができず、しかしそれでも工夫してそれらをクリアできるようになると、とても嬉しかったことを覚えています。
12kgの軽量化
しかし次第にやりこんで行くにつれ、今より1つ上の級の課題を落としたい、さらに上達したいと欲が出てくるのですが、当時165cm・70kgと小太りの体にのしかかる重力が邪魔で取りたいホールドに手が届きません。
さらに上のレベルに行く近道は体重を減らすこと、とこれ以上なく感じたため減量を始めました。
採用したのはレコーディングダイエット。
食べたもののカロリーを記録して1日1,500kcal以内でやりくりするという食事制限減量法です。
そのときのモチベーションは「痩せたい」のではなく「軽くなりたい」。
約1年かけて70kgあった体重を58kgにまで減らし、12kgの減量に成功しました。
3年たった今、それから2kg程度増えましたが、60kg前後をキープしています。
Androidアプリ「超簡単レコダイエット」の記録。2〜3kg減ったところから記録をつけ始めました。
ボルダリングは痩せる!(?)
たまに「ボルダリングは痩せる!」といったことを見聞きすることがありますが、それは正しくもあり間違いでもあります。
ボルダリングを数回やったところで体重が減ることはほぼありません。
しかし、ハマってしまうと強くなりたいと思うようになり、強くなるためには身を軽くせざるを得ず、その結果として減量に取り組み痩せるというのが正しいところだと思います。
レベルがあがった!
体重を減らし身軽になった結果、今まで重力に負けて取れなかったホールドにも手が届くようになり、ジムに通い続けることで筋力もつき、ムーブとよばれる身のこなしも少しずつ覚えて着実にレベルがあがっていきました。
そしてさらに面白くなり、さらにハマってしまうという好循環に。
健康体になり見た目も締まる
ボルダリングが強くなるオマケとして、嬉しいこともたくさん付いてきました。
- まとわりついていた脂肪にふりまわされないため普段の動作やランニングがラク
- 駅などもエスカレーターの列に並ぶより、階段を駆け上がった方がラク
- たるんでいたアゴや張り出したオナカが締まったため見た目の劣等感から解放される
- 首周りについていた脂肪が落ちることでいびきをかかなくなった(妻談)
- その結果、就寝中に頻繁にあった呼吸が止まっている時間帯がなくなった(妻談)
- …などなど
得るものはとても大きいので、少しでも思っているやってみたいと思っているのであれば、ぜひやってみることを強くおすすめします。
特にプログラマやエンジニア、ゲーマー気質のある方はクライミングに向いている可能性が高いと思われます。(個人の経験と偏見による)